栗田美術館は創立者故栗田英男(平成8年没)の蒐集による伊萬里、鍋島のみを展示する世界最大級の陶磁美術館で、足利市東部の自然を生かした三万坪の景勝地にあります。
アカマツや山野草を中心に作庭された中に、本館、歴史館、無名陶工祈念聖堂、陶磁会館が屹立し、ミュージアムショップとしての阿蘭陀館も設置されています。
この美術館は江戸時代の肥前鍋島藩で生産された伊萬里、鍋島以外の作品に対しては創立者の一顧だにせざる信念と、一貫した思想の美術館であるところに大いなる特色があります。いうなれば美術館全体が伊萬里、鍋島に至心の気魂と情熱を傾けて建設した城郭であります。
- 会場
-
足利・栗田美術館中庭(あしかがフラワーパーク近接)
栃木県足利市駒場町1542